Please reload

最新記事

法政大学のニュースライティングの授業で取材を受けました

November 1, 2018

 10月1日、法政大学社会政策科学科にて「フォントかるた」を取材対象としたニュースライティングの授業が行われました。

 学生さんたちからフォントかるたの概要や制作に関する質問を受けて、それをニュース記事にしてもらうというものです。学生さんたちが書いたニュース記事を送っていただきましたので、ご紹介いたします。

 同じ題材、写真でも、それぞれの視点で切り取られていて、興味深かったです。素敵な記事にしていただいてありがとうございました!

難しさが面白い 「フォントかるた」がブーム


 今、フォントかるたというものがsnsを通じて話題だ。それはいったいどういうものなのか。制作チームの伊達千代さん、せきねめぐみさんに話を伺った。

 

 フォントかるたとは読み札にそれぞれ異なる取り札のフォントの説明が書いてあり、その取札はすべて「愛のあるユニークで豊かな書体」と書かれている。そして読み上げられた説明を聞き、それぞれのフォントの違いを見極めながらかるたをとっていくというゲームだ。かるたは全部で48種類。これは6000種の中から選ばれたものだ。それぞれ似たフォントや紛らわしいものが多く含まれており、制作した本人たちも「初めての人には少し難しいかもね」と語る。

 

 実は当初このゲームは売るために開発しようと考えて作ったのではなく、2017年の新年会でせきねさんが遊ぶために考案したものなのだ。しかしその様子をsnsにアップしたところそれを見た人々から反響を呼んだ。それまでにも動画などをアップしたことがあったというが、話題になったのは初めて。本人たちもこれにはびっくりだった。その後、商品化が決まり、正月からわずか一か月後の幕張メッセで行われたワンダーフェスティバル(世界最大のガレージキットのイベント)に展示・販売を行った。

 

 そこからホームページの開設、他のイベントにも出展するなど活動を行い、現在、2400円(税別)で販売中だ。伊達さんは在庫が余っていると苦笑したものの、本人は商品を売ることに重点を置いていない。「フォントの良さを知ってもらいたい、楽しんでほしいという思いがその商品を利用して稼ぎを得たいという気持ちより強いのですね」と語る。そこにはグラフィックデザイナーとしてフォントに携わる伊達さんの熱い思いがあった。

 

「今後はフォントの説明本も出してみたい」とフォントの良さを知ってもらう活動に熱を入れていく様子だ。

 

----石川さん

「フォントかるた」製作者たちのとまらぬフォント愛

手に持っているのは、かるたの読み札。机の上に並ぶのは取り札。


 「まさかこんなに反響があるなんて」と「フォントかるた」製作者の一人、せきねめぐみさんは言う。二〇一七年の新年会、みんなで遊べるものをと思って、家のプリンターで印刷して作ってみたのがきっかけだった。

 

 遊んでいる様子をツイッターでつぶやいてみたら、想定外の大反響を呼んだ。製作者の驚きをよそに、ネットで話題のゲームとなり、今では商品化もされている。値段は二千四百円(税別)。Amazonで手に入る。

 

 遊び方は、読み札に書かれたフォントの名前・特徴を聞いて、そのフォントが使われている札を取るというもの。手に持っているのは、かるたの読み札。机の上に並ぶのは取り札。

 

 かるたの中には、見分けがつきにくいフォントもある。そんなフォントの解説文を書くとなると、手が止まってしまうのでは?フォントの解説を書く伊達さんは、こう答える。

 

「いえ、むしろ字数が足りないくらい。みんなが『え?同じでしょ?』と思うフォントでも、自分にとってはぜんぜん違う。フォントの特徴を書ききれていないので、本を出そうかとも思っている」とフォント愛が止まらない様子だ。

 

 現在、「フォントかるた」の製作には、せきねさん・伊達さんを含めた四人のデザイナーが携わる。しかしフォントへの愛ゆえに、ぶつかってしまうことも。

 

「六千もの書体があるなかで、かるたに取り入れられるのは四十八書体だけ。どうやって選ぶかでぶつかったりしますね。仕事柄、それぞれの推しフォントも違うので」伊達さんはこう続ける。

 

「みんな気づいていないだけで、見ている情報はフォント。フォントが変わることで、同じ小説を読んでも受け取り方が違う。デザイナーとしてこだわってきたものに、改めて気づいてもらえると嬉しい」

----松沢さん

遊びが商品に  新鮮な「文字とのふれあい」

 我々が常に目にしている文字。そんな文字を、 存分に楽しめるグッズがある。

 

 それは、「フォントかるた」だ。希望小売価格2592円。何万種類もの字体の中から、厳選された48字体を採用し、かるたにした。かるたの表には字体見本があり、裏には字体名が載っている。

 

「商品にするつもりがなかったので、ものすごく困ってます(笑)」 この「フォントかるた」を製作したうちの1人であるグラフィックデザイナーのせきねめぐみさんは、嬉しい悲鳴を上げる。

 

 昨年の新年会で、仲間内で何か盛り上がれるものを作りたいと、この「フォントかるた」を作って持って行ったところ、大いに盛り上がり、仲間のうちの一人がツイッターにその様子をアップしたところ、通知が鳴りやまない程拡散したという。

 

 昨年の二月からワンフ ェス(コミケの一種)、デザインフェスタ、ゲームマーケットに出展し、同六月からはAmazonでも売りだした。

 

 せきねさんはデザイン系の専門学校を卒業後、フリーのグラフィックデザイナーになった。そして、約15年前、せきねさんはインターネットで今の「フォントかるた」作成チームである3人のデザイナーと出会った。

 

 今回、この「フォントかるた」を体験させて頂いた。かるたの読み札には統一して、「愛のあるユニークで豊かな書体」と書かれている。

 

 事前に予習させて頂かないと、到底ついていけない程難しかったが、徐々にかるたをやっていくと、その字体の特徴を捉えられるようになっていき、この「フォントかるた」の面白さや奥深さをつかめるようになった。

 

 実はこの「フォントかるた」、ただかるたとしての用途ではなく、E-ラーニングで、ロボットがフォントを見分ける材料としても使われるなど、せきねさんをはじめとする開発者の思ってもみなかった用途としても使われているようだ。


 文字に触れることが好きな人のことを「文字っこ」と言う。皆さんも、この「フォントかるた」を通じて「文字っこ」になってみてはいかがだろうか。

 

-----河野さん

SNS発思わぬ人気商品 今話題の「フォントかるた」
 

  今ひそかにブームになっている「フォントかるた」をご存知だろうか。フォントかるたとはその名の通りかるた遊びで、読み手の人が読み札に書かれたフォント名とそのフォントの解説を読み上げる。そしてそのフォントで書かれた札を取るというものだ。このかるたに入っているフォントは四八種類で、取り札には全て同じ文言「愛のあるユニークで豊かな書体」と書かれている。漢字とひらがな、カタカナのバランスが良く、写植時代に書体の見本としてよく使われていた文言だそうだ。

 

 フォントかるたはフリーのグラフィックデザイナー四人によるフォントかるた制作チームによって誕生した。きっかけは二〇一七年の新年会だった。みんなで楽しめるようにと試しに作ってみたところ思いの外盛り上がったので、その様子をツイッターに投稿したところ瞬く間に拡散された。

 

「SNSの影響ってすごいですよね」と制作チームの一人で、フォント名の解説を担当した伊達千代さん(51)は言う。「最初は商品にする気は全くなかったんです」。しかし、いろんな人に楽しんでもらいたいという思いから製品化することを決め、二〇一七年二月に幕張メッセで開かれたワンダーフェスティバル(コミケのような一般の人が出店できるイベント)に知人のブースを間借りして販売した。そこでも反響を呼び、さらにツイッターなどで拡散され様々なイベントに呼ばれるようになり、その知名度はぐんっと上がっていった。同年六月には二五九二円でAmazonでの販売を開始するまでになった。

 

「フォントそれぞれによって感じ方が変わってくる。その違いに気づいてそれぞれに違う感じ方をしてもらえると嬉しいですね。フォントかるたの魅力をもっとたくさんの人に知ってほしいですね」(伊達さん)。フォントかるた制作チームはこれからもその楽しさを知ってもらうために精力的に活動していく。

----坂上さん

「遊び」から、まさかの販売! ネットやイベントでも発売中の「フォントかるた」 
 


 今、様々な年齢層の間で人気なのが「フォントかるた」だ。読み札にはフォントの名前とフォントの解説が書かれており、取り札には「愛のあるユニークで豊かな書体」と同じ文が様々なフォントで書かれている。もちろん素人にはフォントの名前だけで取り札を取ることはできないため解説も一緒に読み、どんなフォントがあるのか知ってもらいながら楽しんでもらうことを目的としている。開発者は4人の「フォントかるた制作チーム」。今回は制作チームのせきねめぐみさんと伊達千代さんに話を伺った。

 

フォントかるた制作チームせきねさん(右)と伊達さん(左)

 

 このフォントかるたはせきねさんが2017年の新年会の際仲間内で遊ぶために作ったかるたを、ツイッターでアップロードしたところ話題を呼び、商品化に至った。2017年2月には、幕張メッセで行われたワンダーフェスティバルにて初めて世に出た。その後2017年6月からAmazon.jpでの販売が開始され、更に多くの人たちにも楽しんでもらえるようになった。

 

 税別2400円で、販売開始から現在までの売り上げは約5500個に上る。新年会の際にせきねさんが作成した時点でフォントの数は25書体だったが、現在販売されているかるたのフォント数は48書体。さらに明朝体とゴシック体の2種類の拡張版を税別1000円で販売している。

 

 イベント会場に出店する際にはフォントかるたのキーホルダーも販売されており、現時点で7種類のフォントを採用している。ちなみにこの7種類は好きなフォントをアンケートで収集し人気順上位7書体だそうだ。

 

 今までもデザインフェスタやゲームマーケットなど様々なイベントに出展し、フォントかるたを販売してきた。フォント好きはもちろん、フォントに詳しくないゲーム好きもフォントかるたを気に入る人が多いそうだ。

 

 せきねさんと伊達さんは「このフォントかるたを通して今までフォントに興味を持っていなかった人にもフォントに興味を持ってもらい、それぞれのフォントにどんなイメージがあるのか感じてほしい」と語った。

​-----真家さん

フォントかるたの読み札(右)と取り札(左)

 

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

ソーシャルメディア
Please reload

タグから検索
Please reload

アーカイブ
  • Twitter Basic Square

© 2017 フォントかるた制作チーム