
「明朝体はいらない子?」
ほんのひと眠りしたら、1ヶ月経ってしまってた人の話をご存知ですか? ええ…。前回のブログの更新が1ヶ月前でした。ああ恐ろしい!! 浦島太郎はご馳走を食べ、タイやヒラメの舞い踊りを見ている数日の間に、何年も経っていたといいますが、わたしは息吸って寝てるだけで1ヶ月。なんて理不尽!! というわけで、1ヶ月ぶりにこんにちは(しれっ)。 フォントかるた制作チーム、解説担当の2号です。 さて先日、フォントかるたを二十歳くらいの学生さんたちに遊んでいただいていたときのこと。 「明朝体は古臭いからいらないー。ゴシック体だけあればいい!」 という、衝撃的なご意見をいただきました! きゃー˚‧º·(˚ ˃̣̣̥᷄⌓˂̣̣̥᷅ )‧º·˚ショックー! 左は筆の運びを残した抑揚のある線や、『ウロコ』と呼ばれる線端・角のエレメントが特徴の明朝体。右は線の太さを揃えてシンプルに文字を描くゴシック体。 確かに見慣れたスマホの文字はみんなゴシック体。アプリも、ゲームも、ニュースも広告も、ほとんどゴシック体。看板やレポートや社内文書もゴシック体、プレゼン資料もグラフの注釈もゴシ